【基本と型】練習での氣憶#116~壊れてからでは遅い正しい空手でないと出る弊害~

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昨日は支部練習。昨日の夜は風も多く入り温度も高くなく練習しやすい日でした。昼間は暑かった分夜が涼しいと気もtが良いです。しかし、これから夜も温度が上がりそうな予感です。

練習の方は、人数も少ないのが氣になる所ですが基本・型よりいつものスタート。ミットや組手では基本的な練習が中心。ミットの際には基本の突きをミットに打ち込みしていました。

ミットへ基本の突きや前蹴りを基本のまま打ち込むと中々上手く打ち込めないものです。何故か?

基本や型の動作は誤魔化しが効かないからです。

上手く打てないのは、身体の使い方がどこか上手くいっていないからです。簡単に上手くいかないのは仕方のない事です。なので基本や型は必ず行いコツコツと稽古を積み重ねるしかないのです。
こう言った基本もカタチが崩れ誤魔化せる様なカタチまで崩れてしまうと取り返しつかなくなります
。取り返しがつかなくなるのは戻れなくなるからです。

基本や型を力で行う様になり形が崩れていても、あたかもそれが正しい!って間違えているのに正しいと錯覚してしまうのです。そんな空手をしてしまっている空手の道場は多くあり、そのほとんどは試合中心の空手をやっている所や流派なくやっている所です。

空手には様々な流派がある。その流派には型がありそこから抽出された基本が存在する。型をそもそもやらないと身体の使い方や突き蹴りをする際の身体の様々な位置が分かりません。違った事をやれば違いに氣付かないし指摘する人もいないのでどんどん崩れていきます。それは当たり前のことで土台を理解していないし出来ていないから。。。

以前、ある試合会場で良く見かける選手に試合に出ていないので
和多志「今日は出ないんですか?」
選手「いや~最近練習でも腰と肩が痛くて・・・基本とかしてても痛いんですよ。」
和多志「組手や試合とか仕事でとかで痛めたんですか?」
選手「いえいえ、そんなではないです。突いた時蹴った時痛いんですよね」
和多志「なんか無理な体勢でもしたんですか?」
選手「そんなのもないんです・・」
氣になってしまったので、
和多志「どんな時に痛いんですか?」
選手「(突きのフォームをみせて)こんな時です。。」
和多志「なるほど。それ腰も肩も行き過ぎですね・・・練習の基本ってどうやっていますか?」
選手「(基本でのカタチを行う)こんな感じですかね。。」
和多志「(あ~やっぱり)基本のそのカタチは身体の構造上でこうですね(修正をする)肩もここまで(修正)、腰もここまで(修正)、ですね。」
選手「へぇ~確かにこの方が力出ますね!痛みも少ない!」
和多志「多分使い過ぎて痛めている感じですね。例えば・・(私が正しい位置で負荷を拳に掛ける)今のこれだと痛くないとおもいます。でもこれだと(間違っている位置で負荷を掛ける)痛いと思います。」
選手「わ~確かに全然違う。。。えっ?基本が違うって事ですか?」
和多志「ん~残念ながらそう言う事になりますね。基本が間違っているから組手やミットになると余計に使い過ぎてしまっているのだと思います。」
選手「マジか・・・」
和多志「(苦笑い)・・・」

この選手とはこの後しばらく基本とか型についてお話しました。間違っている基本や型ではせっかくやっていても身体を痛めてしまうだけ。。本来の武道は基本や型の稽古をしていても身体を壊す事は絶対あり得ないのです。でも現状は基本や型が適当であったり、間違っていると悪い結果を導きだすのです。
なので、しっかりしたものを学ぶのが大事なのです。

強くなる為に始めた空手が弱くなってしまったら何の為に始めたのか分からなくなりますよね。

自分のやっている基本や型が本当に大丈夫なのか?修正や指摘してくれる場があるならする必要はあるかと思います。もし無いのであれば和多志はパーソナルトレーニングもやっているのでお問い合わせください。

それではまた~

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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