【正しく】練習での氣憶~大事であっても間違っていたら意味がない~20230213~

最終更新日




毎日Radio収録を続けていると様々な情報が様々な形で入ってくるな~と感じている吉田です。やっぱりアウトプットで大事なんですね。世の中足すのではなく引く方がやっぱり大事です。やはり原理原則は出すから入ってくるです。入れるから出すのではないのです。

昨日は高岳支部の練習。練習場所が急遽使用出来なくなり少し離れた福祉センターでの練習。街の中に古くからあるコミュニティセンターや福祉センターなどは立地も設備も有効だなと思います。もっとこの辺りの運用方法を見直すと利用する人や価値が上がるんじゃないかなと思いました。私の出来る範囲ではないので思うだけですが(笑)

練習場所って本当に確保するのは大変。学校などの施設の運営は「県」「市」が大きく関わっているのでやる事が多い。要は利用者の負担が多い。県や市ではなく委託されている所でも条件は同じだったりするがある程度は時代に合わせて進化していたりする。
なので、確保する際は様々な所に確認し取れる所を探すしかない。急遽の場合は更に大変になる。私も何年もその状況で苦労しています。常設道場あるから幾分かは楽ですが・・

さて今日は少し最近の流れできになる所を書きたいと思います。

最近よく空手の道場でのInstagramやFacebookで型を(形を)やっているのが目に入る。それは物凄く良き流れだと思うし素晴らしき事だと思います。

しかし最近見るそんな道場ですが、今まで型をまともにやっていない道場であったりする。道場の先生がやらなきゃマズイと感じたのかどうかは知らないが、YouTubeなどで順番だけ覚えた型がどれだけ有効なのか理解しているのだろうか・・・

こんな事を書くとまた怒られてしまうだろうが、型には立ち方や移動の仕方など動画では分からない所が沢山含まれている。例えば、前屈立ちにしても猫足立ちにしても三戦立ちにしても「正しき立ち方」が存在する。何故足がその位置なのか理由がある。しかし、残念ながら見ていると間違いだらけである。これは私の武術の先生も「現代の武道は間違いだらけ。このままなら衰退しいずれ違うものになるか無くなるだろう。」とおっしゃっていました。

その当時は深くは理解できていませんでしたが、今となっては非常に理解できます。

例えば、間違った前屈立ちから突きを出すとします。最初は良いと思います。そんなに氣付く事は無いので。しかし、正しく使われていないので、それを繰り返す事によって身体が徐々におかしくなり腰が痛い・肩が痛いなど「身体を痛める」といった結果が生まれてしまいます。

それで氣が付けば良いですが、正しいと思っていた使い方が間違ってた事によって試合や組手で「勢いよく使った」事によって大きな怪我を及ぼす事も良くある話です。

その後に、型に振り返り正しく使える様に稽古し直せば良いのですが、もしそれが「間違いだった」「正しくなかった」としたらいつまでも同じ繰り返しを更には「空手が出来なくなる」という結果になってしまいます。

どれが正しいのか?一番疑問に思う所です。こうだから正しいカタチだときちんと説明でき、何故って所が再現できるか。。など、ここはこうだからこうなるよねってミリ単位で説明出来るのが必要だと思います。

型が大事だと分かったとしても「正しく」なかったら故障したり怪我したりして何の意味もなさなくなります。見ただけの適当には要注意だと思います。

それではまた~

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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