【量と質】練習での氣憶#243~普段やっていない事はいざと言う時に出来る訳がない~

最終更新日

↓読む前にポチっとお願いします!

空手ランキング



昨日は、本部練習。調子を崩していた人も戻りつつもまだまだ調子崩している人もいるので心配な所です。来週試合があるので練習不足等も心配です・・・

練習は、基本・型に始まり流動基本→ミット→組手の流れは同じ。途中に走るやステップなどを入れたトレーニングも少し行いました。試合が近いという事もありますが、落ちた体力を少しでも上げる必要かなと思いますが、試合前にやったところであまり意味をなさないです。意識付けにはなると思いますが、普段意識をした練習をしているのなら有効に働きます。ただ普段やっていないのであればその時だけやっても効果は薄いのです。

良く試合会場で試合前のアップで見かける光景です。

「いいか?こう来たらこう返すんだぞ!」ミットを持ちながら選手に声を掛ける。
「押忍!」ミット持ちは、説明した様にミットを構えながらその動作をします。
「違う!こうだ!」ってやって見せます。「押忍!」と言って再び行いますが、思った様に出来ません。ミット持ちは更に説明します。。。が上手く出来ません。

そう、見ているとそもそも初めてやる事を試合前にやっているのです。。

そりゃあんた出来る訳ないよ!って突っ込みたくなりますが、良くある光景なのです。

試合前に練習でやっていない事で作戦をいきなり立て出すのです。やっていないのだから出来る訳ないのです。しかしミット持ちは新しい事や普段やらない事をアップでやろうとするのです。

試合はあくまでも練習の集大成みたいなものです。しかし、試合前何を見たのか?どんな心変わりがあったのかは知りませんが、もうアップにもならず選手が混乱するだけです。しかしこんな光景は良く見ます。アップは身体が試合でいつもの様に動ける様にするものです。そしていつも以上に実力が発揮できる様にして行くものです。

これは試合に限った事ではなくて、日常でも同じ様に普段出来ないのにやろうとするのです。日常やっていない勉強なのに突然やれと言っても出来る訳ないですよね。仕事でも普段やっていない事をやるのは上手く行かないのです。やるには予め訓練や練習をして行くものです。

そう訓練や練習をするから出来るのです。試合で使う技は練習でやらなきゃ使えないのです。試合前に普段やっていない事やあまりやらない事が出来る訳ないのです。

普段の練習で数発しか打ち込まないのであれば試合ではそれ以下になるのです。

例えば、練習で10出したものは試合で1~2位なものです。良くて3しか出ません。

良く言う質より量の部分です。打ち込み練習は、先ずの基本は量を行う事です。普段量やらない人が試合で思った事が出来なかったとなるほとんどの原因は量です。

沢山様々な技が出る人は、沢山量の練習をしているか?意識の高い練習をしているか?どうかです。

まあどちらにしても練習しているかどうかですけどね。どんな練習してますか?

それではまた~

↓読んだらポチっとお願いします!

空手ランキング
↓武道LABO公式LINE↓

↑友達登録お願いします!





愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

シェアする