【誓いと反省】練習での氣憶#111~型崩れ・型無しにするのも環境であり自らの行動で無きものになる~
空手ランキング
昨日は、支部練習。日中が非常に暑く少し早めに支部に移動。と言うか逃避(笑)これがまだまだ本格的に暑い時期ではないというのが恐ろしい(;^_^A
練習は、どの支部でも同じ様に行う準備運動からスタート。基本・型を必ず行い、ミットや組手など技術的な所も含めての練習の中身は支部それぞれの所はあります。ただ、基本的な技術体系は変わらないので支部ごとに進化して行く所が面白い所。
何でもそうだけれど、基本や型(土台)があるから物事は進化して行くわけです。土台を無視した所に進化はなくそれはただの「型崩れ」となります。そして、土台のない所に様々やっているのが「型無し」となる。土台があり土台を守りつつ進化して行くのが「型破り」になる訳です。
いや~日本語って素晴らしいですね。表現方法が素敵です!
で、現状に翻意ある空手道は型をまともにやっていない所がほとんどなので「型無し」ですね。
中には、基本や型をやっているけれど流派が一致しない所があるのでそこは「型崩れ」ですね。
こんな様に型崩れ・型無しが多くある武道業界。ただ数少ない型などもやっている所。しかし、進化出来ない所が多くあり、古くなっていしまい時代について行けなく衰退し消滅してしまっている所は更に多くありますね。。。こう言った部分も日本の武道っていうものをしっかり理解して(勿論学んでね)この先の日本に残して行って欲しいと願います。
そして練習の最後には道場訓である修養訓五箇条と五省。
修養訓五箇条と五省は、誓いでありどうだったかの反省を文字にしたものである。
なので、年少者には難しいものであるし正直直ぐに意味などは理解し難い。当然、間違える事もある。それは仕方のない事で言い直せば良いだけ。
しかし、特に現代の子はその失敗を笑う傾向や指摘する傾向にある。これはそう育ってきたからである。私も含めだが学校の教育がそうしているからである。勿論そう育っているので、親は子供が失敗すれば指摘してしまうし、失敗をしない様に手を出してしまうのである。当然笑ってはいけないと教えるのだが日常そうなっているのでイタチごっこでしかない。
そういう環境を少しでも無くす為にも道場訓である「修養訓五箇条・五省」を唱和している時は見学している人も含めご静粛にお願いしたい。正直喋ればその程度の空間になるし誓いと反省も無きものになってしまいます。是非ご協力願いたい。子供たちは必死に言っています。
それではまた~