【全日本と2日目】練習での氣憶#159~型と団体せんで見えてくる大事なもの~

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昨日は、全日本大会2日目。2日目は、型と団体組手。型には5選手が挑戦し団体組手には中部代表チームとして1日目に決勝戦まで上がった3名が1チームとして参加しました。

先ずは型の試合。。ん~型試合なのだけれど様々なものが入り混じった試合になっていたの言うのが率直な感想。。型の試合もやはり平等に公平にするにも様々な基準がと言うよりもきちんと設計が必要なんだなと思いました。簡単ではないのだけれど設計段階でのベースとなる基礎や方向性を明確にする必要がありますね。

型をどう考えるか?

これは私の意見です。昨日行われた型はあくまでも「競技」です。競技と言う枠組みは越えません。現状あの場で型の競技以上の事をする訳ではないですからね。そう競技だという事。

この型競技は、様々な所で開催されているのですがやはり主流となるのは全空連です。まぎれもなく全空連です。この型が正しいとかを言ってしまえばすれで話は終了です。競技である以上は正しい間違っているのは二の次になります。何故って・・・考えたらわかりますよね?昨日の大会は基準が無いから。オープンであるからです。型が決められていないからです。型が決めらているなら、統一されているなら「あってる?間違ってる?」も基準になりますが昨日は違います。

そして、各流派会派で行っている型も全空連の型をやっている所もあれば伝統を受け継いでやっている所もあります。ただ、伝統を受け継いでやっている型は「目的」が違うのです。競技の為にある訳ではありません。しかしこの部分を混同してしまう人がやたらと多い。

私の場合は、この受け継ぐ型と競技の型は分けて考えています。

それは当たり前の事で競技に勝つ為には表現の部分が非常に大事になってきます。しかし、受け継ぐ方には表現力は必要ありません。あくまでも受け継ぐのが目的なので、変えてはダメだしカッコよく見せる為とかは必要ないのです。次へ受け継ぐための変更してはいけない「教科書」なのです。

この部分をはき違えると、競技の為の型になり・競技に勝つ為となり教科書ではなくなり伝統を受け継ぐではなくなります。ならば流派・流儀は名乗るべきではないと私は思います。受け継がないという事なのですからね。

空手本来が見失ってしまったのはこの部分が大きい所だと私は考えます。

道場にも型のクラスはありますが、目的は型の試合に勝つ為にやっています。そこで、受け継ぐための型の指導はしません。そんな指導になれば競技には勝てませんからね。

日常でやっている本部・支部の練習は受け継ぐための型稽古。型クラスで行うのは競技の為の練習です。日常の本部・支部練習の中で競技の為の型練習は別で希望者がやっています。

なので試合に勝てないから競技のルールがどう?ではなく中身の問題。しかしそれでもおかしくなるのが競技の基準となる部分です。おかしくなるのは設計ミスですね。

団体の組手の方は、団結力も気持ちの問題だなと思います。

今回の中部のメンバーは、全日本チャンピオンやがいるチームとして認識されている。しかしそんなチームを「倒すぞ!」ってなっているのが他のチーム。しかし中部チームは多分そんな認識はなく楽しかったらええよね?になってたんじゃないかなと思います。そりゃどちらが強いですか?となれば、倒すぞ!って言ってる方が強くなりますよね。

私の場合は、面白いのはOKだと思いますが氣持ちはどんな状況でも大事ですね。

そんな所が見えた2日目でした。

様々な方とお話しましたが、お話しできなかった方々や挨拶も出来なかった方申し訳ありません。声を掛けて下さった皆様、話が出来た方々ありがとうございました。

私はやるべき事をコツコツ勧めていくだけです。

それではまた~

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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