【型と武道】練習での氣憶#194~基本や型があるのが武道であるが崩れてしまっては武道ではなくなる~

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昨日は、本部練習。久しぶりに何もイベントが無い日曜日となりました。8月~9月は大会やイベントの連続でしたがやっと落ち着いた感じです。

次は10月の段級審査まで大きなイベントは無しになります。少しの間ですが落ち着きますかね(笑)11月から12月はヤバくなりそう(;^_^A

さて、練習は基本を行いその後組手へと移り審査練習へ移行となりました。

基本も時間としてはそんなに長くはありません。いつもの通常の流れだとその後に型をやりますが、型をやったとしてもそんなに時間は掛かるものではありません。基本や型は空手であれば当然やるべき事なのですが、ここをやらない空手が本当に多く感じます。先日ある道場の方から相談を受けたのですが、「うちの通っている道場は、先生の所の様に基本や型をやらないんですがどうしてでしょうか?」って内容。。。。

ん~「いつもやらないんですか?」と聞くと「ほとんどなくて、やる時は大体審査前に少しだけです」と・・・私は信じられないですが、「それぞれの考え方があるので何とも言えませんが、大事に考える所が違うだけなのかも知れません」としか答えようがなくなります。

私は正直空手の基本や型が一番大事に思います。そして、その場で行う組手構え(言い方は様々あります)でのいわゆるワンツーみたいなのは空手の基本とは言いません。私は違うと思います。それを空手と言うのであればボクシングも空手ですよね?となる。

ああいえばこう言うとなるのでこの問答には意味が無いですが、空手であるなら型から生まれた基本と言うのがあるはずです。その場で行うものや移動しながら行うものがありますが必ずあります。

それぞれの流派の特徴があると思います。それは特徴でその流派の考え方など詰まったものだと思います。それがワンツーと言うものであると言うなら武道ではないのだと思います。

武道となると柔道や剣道・合気道など様々な武道があります。そしてどの武道にも”型”が存在します。
その型を打ち込み練って行くからその過程で様々な事が得られる訳です。でもその型がずれたものであったらどうでしょうか?どんどんかけ離れたものになるのではないかと思います。

せめて空手と名乗っているのであれば、基本や型くらいはやるべきじゃないのかなと思います。そんなに時間が掛かるものではないですし。勿論その意味を説明する事が出来た方が尚更良いのですが・・・

いやいやそもそも型や基本なんてやった事ない!と言うならキックボクシングに変えるか?改めて考え直し基本や型を1から学んでみてはどうでしょうか?相談に乗りますよ。

それではまた~

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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