【競技と勝ち】練習での氣憶#196~勝つ為に必要不可欠な事があるがやっていないのがほとんど~


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昨日は、道場でのクラス練習が2クラス。前半は型クラスで後半は通常クラス。火曜日の2クラスは余り後ろに伸びないので時間的には余裕のある曜日です。
前半の型クラスは、基礎トレーニング終了後順に型を行っていきます。基本型も何度も繰り返す事が大事。繰り返しているうちに普段見えない所が見えてきたりするので確実に行わなければならない所。そして、型をその後順に打ち込んでいきます。
正直基礎をやった後なのでまあまあ下半身はプルプルが来ている状態で何本も型を行うので必然と鍛えられる。型は上半身も大事ではあるが、先ずは下半身が大事である。当然だけど柔らかさも大事。
更には、演技力が必要とされるのが「型(形)競技」なのです。
型も伝統的な型を伝える事も必要な事でそれは普段の日常の練習で行っている事。しかし、この競技の型と伝統的な型は別として考えなければ競技では勝てない。以前にも書いたと思うのであまり書かないが、競技では勝つ事が優先です。だからと言って何でもやっていいとは言っていませんよ。正々堂々勝つ為にやるべき事をやるだけなのです。その中身は型クラスで順次行っていますが、まだまだ内容は序の口である。本当ならもっと行いたいところではありますが、それを行うにも土台がいるのでその土台を作る為に序の口になっています。このまま続いて行けばいずれと言う所です。
どんな競技でも必要不可欠な部分は要る訳です。
当たり前の事だけれど、ここを理解していない指導者が多くいる。悪く言っている訳ではなく理解しなくてはならない。
例えば、空手にしてもそれぞれの競技の特性がある訳です。フルコンにも様々なルールがあるし、寸止め全空連のスタイルにもあるし、硬式空手・防具空手にも様々ある。ルールもそれぞれの特徴も先ずは理解する事が大切。どんな状況が勝ちなのか?何で勝敗が付くのか?細かく細分化していき競技の特性を掴む。例えば、判定になった場合ルールによっては勝ちの場合もあれば、同じ戦い方でも負けの場合のルールだってある。全てを事細かく理解下上でそこで勝つ為の練習をするしかないのである。
更に、空手だけではなくキックボクシングでもボクシングやMMAでも同じ事が言える。
勝つには、ここを導き出すのは簡単ではないが誰でも出来ると言えば出来る事。ただ余程好きじゃないと心が折れる。それは1ジャンルでも心が折れるという事。それが他ジャンルになると更に厳しさ・難しさは数十倍や数百倍になる。
昨日の後半戦の通常クラスで、たまたま突き・パンチの話になり、ボクシングが話の中心となった。ボクシングは拳のみで戦う格闘技である。それを極限まで突き詰めたのがプロボクシングでありチャンピオンたちである。そんな場で戦い頂点を目指すは物凄い事である。ちょっと出来るからって簡単に出来るものでもない。勿論フィットネスでやるのは別物である。
そんなボクシングで超有名な選手たちの特徴を話していたら氣付いてくる事も沢山ある訳です。
ファイトスタイルも様々ある。そして戦術も様々ある。
ファイトスタイルからの體の使い方も様々にある訳です。そして勝つときにはそれが自分とマッチした時そして相手にマッチした時に勝ちとなる事が多い。
なので、自分のパフォーマンスも大事である。その際に大事なのが、その競技に必要不可欠なトレーニング方法が必要になってくるわけです。ましてや、マッチしていないトレーニングをしていても勝ちを得る確率はゼロではないが極めて低くなる。
この低い状態だという事を改めて理解する必要がある。
先ずは必要な事を確実にこなす事なのだがよく見るのは「自分の空手に対する考えはこう!」だからそう言った練習はしない!と言っている指導者が多いという事。競技はあくまでも競技である。自分だけならそれで良い。しかし自分の生徒が競技に出ているのなら競技で勝たせてあげる事が優先であり自分の考えは必要ない。その考えが競技に勝たせる事とマッチしているのなら勝つ確率はグンッと上がるでしょう。しかし大概はマッチしていないのがほとんど。競技に対しての考えを突き詰めて考えなければ出てこない考えだと思います。
自分の考えをグレードアップさせていく事は日常的に必要である。しかし、それをやっている人どれだけいるのだろうか?競技として勝つ為に必要な事をどれだけ研究し実践していますか?
それではまた~
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