【愛知県本部練習納め】練習での氣憶~20221225~
昨日は愛知県本部練習の最終日。
最終日の練習はどの道場も同じ練習を行います。もうこの練習は何年やっているのか不明だけれど最終日はこれにしております。
この練習はあるフルコンタクト空手道場に出稽古に行った際その道場でやっているのを真似させて頂いたものです。勿論全く同じ流れの内容ではありませんが長年続けております。
練習は、体操→基本→型を行います。どんな練習でも基本と型の稽古を省く事はありません。
何故ならって空手の道場だからです。空手の道場なのに基本や型の稽古をしない空手じゃないですよね。。ミットを突いたり蹴ったりして組手しているだけは空手ではありません。空手とするならば基本や型の稽古をして欲しい所です。
そして練習は基本や型の稽古を終了後にミットの蹴りに移ります。
普段ならば流動基本や基礎体力向上させる為の練習に移りますが、最終日だけは恒例のミットに移ります。
恒例のミット練習は、廻し蹴りを同じ足で「108」回蹴ります。量はそんなに多くないですが、大人も子供も私も含めて108回蹴ります。
この108回は除夜の鐘を突く回数と同じです。108は煩悩の数と言われるもの。煩悩の数の出し方は色々とあるのでかきませんが、私の教えている剛柔流で「壱百零八手(スーパーリンペイ)」と言う型があります。漢字で上の様に「壱百零八手」と書きますが、数字で書くと108となります。
剛柔流の型は「3」にまつわるものが多く含まれます。他にはどの様なものがあるのかは調べてみて下さい。そして壱百零八手の108は3の倍数となりますよね。
この関わりの深い数字と日本では古くから行われている、一年の締めくくりの除夜の鐘を突く回数と同じな所からその数を拝借しミットを蹴る回数としました。
一年の締めくくりに108回のミット蹴り。
恒例となっております。回数が多ければとか良いではなく「意味のある数字」を回数としています。
そして練習後は自由時間。昨日は子供達はドッチボールやっていましたし、大人は組手試合をやっておりました。勿論やらない人もいます。それぞれが自由な時間を過ごすのもたまには良きかなと思います。
自分で選択し自分で行動する。行動する前には考える。大事な事がただやらされているのでは身になりませんからね。
今年の締めも来年に向けてしっかり蹴り込みました。
それではまた~
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