【型と未来】練習での氣憶#238~競技も外的要因が大きく型自体も変えてしまう~

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昨日は、道場でのクラス練習。前半は型クラスで後半は通常クラス。体調不良が氣になるここ最近です。予防もですが、自らの免疫力の向上が大事だと思います。免疫力上げる為には何してますか?

さて練習は、型クラスは最初に準備運動もしつつ型を打ち込む事からスタート。型の打ち込みも最初はサンドバックやミットを打ち込む様に何度も行う必要はあります。これが出来ない先には進めません。

当然ですが初級者であれば突きの出し方・蹴りの出し方など最初に必要な事を行わなくてはなりません。しかし型クラスの場合は初級者は居ないので最初から打ち込んでいく訳です。型クラスでは型の順番を教える事はしません。当然ですが、目的が順番を覚える事ではないので順番を覚えるのは型クラス内ではなく別の場で行わなくてはなりません。順番は覚えているのがスタートでそこからどう型の試合で勝てるようにしていくかが型クラスの練習です。

最近は、先日行われた地区大会での結果を踏まえ修正していく部分と今後の来るであろう流れに対応するべく練習しています。

本来なら修正や対策をするのは選手自身の良くない部分の修正(内的要因)だけなのですが、勝つ為にはその部分だけの修正は一旦おいといて選手以外の部分(外的要因)に対しての修正が必要になってしまっています。本来しなくても良い部分なのですが、しなくてはならないと言うのがあるのが私の意と反す部分。正しき判断がされていればこんなこともしなくても良いのですが・・・

まあ仕方のない事で圧倒的な実力を身に付ける事が必要ですね。

以前にも書きましたが、型の競技と伝統を伝える為の型は違います。切り分ける事が必要なのです。一緒で考えてしまうとそもそもの伝える事から外れてしまうし、競技の型が伝統を伝えるものになってしまうと根本が消えてしまっているので伝統としては伝わらないし残らない。なので切り分ける必要があります。

そもそも空手の型=競技の型ではない訳ですからね。技の詰まった変わる事の無い根本の教科書が型な訳です。型をどう理解して使うのかはその人次第です。

理解が浅ければ浅いようになる。浅いままでは使い熟せないので型の根本の理解も出来ないまま型を軽視する様になり最終的にはやらなくなる。もしくは競技のみになって行きます。

こうなってしまうと空手って本来何だろう?ってなってしまいまう。そして、空手が空手で無くなると言う結果になってしまいます。

そんな未来にならない様に型と言うものをしっかりと研究して行って欲しいなと願います。

それではまた~

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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