【技と考え方】練習での氣憶#239~基本的な技と言って何が出て来るかで空手をどう理解しているかが見える~

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昨日は、支部練習。移動のある支部なので学びながらの移動となります。楽しみの一つではあるものの少し出遅れ渋滞に嵌ると時間が勿体ないな~と感じてしまいます(;^_^A大して差はないのですがね(笑)

練習は、基本型に始まり流動基本→ミット→組手のいつもの流れ。ミットでは基本的な技の打ち込みなのですが、廻し蹴りや突きではありません。基本的な技と言うと何を思い浮かべますか?

・廻し蹴り
・前蹴り
・逆突き
・牽制逆突き
とかですかね?この基本的な所に突きや蹴りだけではなく打ちなども基本です。何故?って基本の時に裏拳ってやりますよね?手刀ってやりますよね?横蹴りや関節蹴りってやりますよね?

要は基本的な技は単発で打ち込む技の事です。基本的な技と言って廻し蹴りや逆突きだけであると非常狭きものになります。空手は、手や足が武器になるのが空手。どんな突きや蹴りで在れ武器なのです。それを磨く事当然の事。勿論鍛える為に「部位鍛錬」もその一つでしょう。しかし、武器化する為に部位鍛錬と言う考えでは狭きものになってしまいます。ただ鍛えた拳や足が固いとなるだけで技にはなりません。突き蹴りの重さや速さは別問題になります。勿論、そう言った重さ・速さや浸透力なども考えて「部位鍛錬」している方もいるのは別問題です。

要は考え方になります。基本的な技は、どんな突きや蹴りも当たる様に、強く当てれる様にコントロールして打ち込むのが基本です。例えば、空手の基本でも行う「裏拳」で倒すだけの威力を出せますか?結果はそう言う所なのです。基本や型で使う技も当たっても威力が無ければ意味が無いし、当たらなかったら更に意味がないものになります。

なので、そんな基本的な技と言って単純なものしか思い浮かばない時点で考え方が凝り固まっているのです。もっと根本を見なければ空手は理解出来ません。

昨日ミットで打ち込んだ基本的な技は試合で使う「後ろ廻し蹴り」です。どう当てるのか?どう当てたら威力が出るのか?などそこに集中する事が必要なのです。それが打ち込みです。勿論後ろ廻し蹴りだけではないですが、様々な突きや蹴り技を練習する必要があるのです。

総本部では関節蹴りの打ち込みも行っています。試合では使えない技ですが、身体の使い方を理解する為に必要な打ち込みになります。そこから違う技への変換も出来るので必須ではあるのです。

結果はやるかやらないか?

あ~それ試合で使わないよね?だったら練習する必要ないでしょ~なんて言ってやらなければそれまでです。要は考え方であり理解でありマインドです。

練習をどう考えるか?空手をどう考えるか?です。

それではまた~

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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