【競技と伝統】練習での氣憶#56~競技に必要な練習と継承する為の練習~

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昨日は道場でのクラス練習2本立て。前半は型クラスで後半が通常のクラス練習。

前半の型クラスに新しく型で上を目指す選手が1名追加されました。普段の練習で型の試合の上位を目指すのは出来ない事ではないがかなり難しい。それは、練習の内容が試合に向けてのやらなければならない練習と通常の練習ではかなり異なるからである。

通常の練習は試合に向けての練習ではないので、組手にしても型にしてもプラスアルファーもしくは通常の練習での意識が必要。意識する所は説明しているがどう受け止めているかは人それぞれなのですべての人に等しく行き渡るものではない。

通所の練習だけしていても強くはなるが意識次第でかなり変化する。練習には様々な年齢層の人がいる以上同じ練習が万人に通用するもので組み立てられていないしそもそも目的が違うのである。

空手での本部支部練習は、その技術などを学ぶものであり試合に勝つ為の練習ではない。練習や稽古は先人が残した技術や考え方などを学ぶ場である。試合に勝つ為のものではない。しかし、内容は戦う為に必要な練習であるのできちんと学んでいけば強くなるのは間違いはない。

ただどんな事でも同じだけれど、言われた事だけをやっていても強さには限界が生まれる。自ら思考する事がなければそれ以上の成長は無い。

試合メインの練習になると先人の残した技術や考え方などが薄れていき消えてしまうので試合メインにはならない。うちの練習は選手が結果を様々出しているので試合中心の練習でましてや型はやらない・出来ないなんて勘違いされがちだが全く逆なのである。

話は戻って、型のクラスの練習は試合に勝つための練習である。なので、練習内容は通常の本部・支部練習とは全く異なる。競技に必要な事に特化した練習であるので正直しんどいが試合で結果は出てくる。これはは実証済みである。

通常クラス練習も同じで空手の基本や型をやるわけではない。戦う為に必要な事の練習をしていくだけである。昨日のクラス練習は、先日での試合で負傷している所がある選手なのでそこを保護しつつ出来る練習を行いました。

良く怪我をしたから連取が出来ないというのを良く聞くが、怪我をしても練習は出来るし怪我をした場合より強くなるチャンスだと私は思います。当然怪我の度合いもあるがどの度合いでも練習は出来ます。出来ないと判断すれば出来なくなるだけ。

考えるのが面倒なら、道場に来て練習するか私のパーソナルを受けて方策を考えたらよい。

考え方は人それぞれ。ただ自分の考えが一番正しいい訳ではない。それは私も同じこと。

私の言っている事が全て正しい訳ではない。ただ、これまでにどれだけの選手を見てきたのだろう、その都度練習が出来ないって選手をどれだけ相手してきたのだろうか。多分他の指導者より桁が違うくらい選手を見てきたし、そんな選手を強く復帰させてきた。

どんな練習でも意味があるし目的がある。怪我しても強くなる練習はあるし、競技に勝つための練習もある。そして継承する為の練習もある。

競技の練習も継承する練習もどちらも必要だけれどごちゃ混ぜにしたら結果はそのようになるだけなのです。

指導者・運営者として考えなければならない事だと思います。

それではまた~

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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