【道場と子供】練習での氣憶#95~皆で育てたら良い日本の戻すべき姿~

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昨日は、支部練習。支部練習には様々な人が参加する。昨日は道場生の弟さんの幼稚園生。練習をする訳ではないが見学で一緒にくる。

そうお母さんも一緒に練習しているので見ているだけ。やればいいのにね(笑)と言っても本人がヤル氣なければやる訳がないお年頃。私にしては孫みたいなもの。かわいいもんです。

当然だけれど、練習の号令は私はかけていないのでその間は子守り(笑)。
良く聞くのは、勿論全く別の所から「練習に連れて来るんじゃない」と言うのを言う人やそんな意見。

私からしてみたら「なんで?」と言う所です。当然お母さんも練習してるんだからその間誰かが代わりに子守りをしてあげたらいいだけ。それぞれの家庭にそれぞれの事情があります。そんな所は分からない。しかし練習に来た以上練習はしたいであろう。でも子供が言う事聞かなきゃお母さんが面倒いるしかない。もしそんな場合はお母さんは練習を断念してお兄ちゃんだけが練習する。そんなつもりであったであろう。

私はそんな所を誰かがフォローして練習したい人がすればよいと考える。それが元々日本人なら出来ていた「子供は宝」と思えるかです。昔は、近所の人も含め皆がその地域の子供は地域の皆で育てていた。当然良き事も悪いき事も近所のお兄ちゃんやお姉ちゃんが遊びの中で教えていた。何かあれば地域の人が見ていて「○○ちゃん(くん)大丈夫か?」って声を掛けた。

今はそんな地域性はほぼゼロに近い。地域性がある様に見せているだけの地域はあるが実際はほとんど機能して無い。見せかけだけ。地域性が全くないから近所に誰が住んでいるのかすら分からないのが現状。

なのでそんな地域性がなければ、その地域を空手の道場の中に作ってあげれば良い。と私は考えます。朋武館は、家族/familyである。子供は皆で育てたら良いしお互いに協力しあったらよい。そこに見返りは必要ない。それは家族であるから求めない。子供はみんなで育てたら良いし、皆が手を取り合えば良い。

何か目標や目的があるなら皆で向かえば良い。何か困りごとがあれば手を差し伸べたら良い。拠り所になったら良い。この考え方はフランスでも同じ様になっています。朋武館の道場にいる限りどこにいても皆同じです。

元々日本人はそれが日本全体や地域全体でやっていた事。ですが、現状は子供を皆で育てる意識なんてないし「困ったときはお互い様」なんて事もなくなり「練習に連れてくんじゃない」なんて非情な事を言ってしまうのである。そんな所が戦後にどんどん酷くなり現在に至っている。元々の日本にある武道・空手道であるならそう言った所も守っていくべきじゃないかなと考えます。

迷惑だ?迷惑なんて掛けたらいい。迷惑と言うほどの迷惑ではないし、familyなら吸収したら良い。
良き事も悪き事も受け取ってやったらいい。それが勉強だし成長に繋がる。

そんな意識が人を育てていくのだと私は考えます。

それではまた~

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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