【親と子供】練習での氣憶#83~本当に子供の意見なのか親の意見なのか~

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昨日は支部練習。道場での練習は様々な人が参加する。それぞれの思いがあり練習している訳です。それが子供でも大人でも同じです。

子供同士であってのただやっている訳ではない。練習をする権利がある訳です。それを誰かが止める事は出来ないのです。
良くあるパターンは、子供は真剣にやっている訳です。しかし、親が見てもいないのに成長していないので・・・勉強させるので・・・など親の都合・親の意見で辞めさせてしまうのを見る。
子供はやりたいのに無理やりってのを見ると心が痛い。。

何十年も道場をやっていると今までも何度も訪れる瞬間。。子供に選ぶ権利を奪う瞬間。。

沢山事例はありますし、詳しく書くことは控えますが親の意見で「○○をやるので(やらせるので)辞めます」と言うのは結果ほとんどの場合で結果は出ず辞める原因になった事はやっていなくその数か月後には辞めてます。続いて1年くらいなものです。9割以上が続けてやっていないという事です。

当然、自分から始めた事でないので続くわけがなくやる氣も起きません。1割の人がそこに面白みを見つけ自分から始めた事でないけれど続く人は稀にいます。

ただ辞めさせたかったから口実で「○○やるので」と言って辞めたなら仕方がないです。それは面白みや結果を出せなかった私が問題なので反省するべき所かと思います。

ただ何十年も続けていると辞めていった当時の子供に様々な所でバッタリ合うのです。

その際に「○○は今でもやってるの?」なんて聞くと大概が「あ~とうの昔に辞めました~」何てのを聞くのです。そして「いや~あの時続けておけば良かったです・・・」なんて事を聞くとやるせなくなります。「また始めたらいいよ!」とは言いますがほとんどはやりませんよね。。何故かって親がいるからですね。

何かやるにしても辞めるにしても自分の意見からが基本だと思います。しかし、お金を出しているのが親なんだから親が決めるべき!なんて言う意見を聞きますが、子供の人生であって親の人生ではないという事。自分で選んだのなら自分で進み、親はその姿を支えるだけで良いと思います。

親の意見は親の立場からの意見で合って、子供の立場ではないし子供の目線ではないのです。

選ぶにしても選び方を教えてあげれば良いだけ。選ぶのは子供である。勿論、親自身も自分の事を自分で選ぶべきである。選ぶ方法や選ぶ精度などは経験からしか身に付かないので沢山経験させて欲しい所です。

選んであげなくても勝手に選んで、上手く行くこともいかない事も経験させる。上手くいかなければフォローしてあげれば良いだけなのです。

それではまた~







愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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