【練習と空手】練習での氣憶#167~基本や型をおろそかにして得られる事は少ない~

最終更新日

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昨日は、支部練習。昨日は早めに出ようと思っていましたが、出遅れてしまい通常に間に合う時間に出発となりました。移動のある時はやはり学びと情報収取ですね(笑)

練習は、基本からスタートしミットを行い最後に型の練習となりました。

と言うのも審査に向けての練習に切り替えていく頃となりました。勿論試合などもあるので全てではないですが基本や型を集中してやるには良き期間になります。

そんな基本や型も試合があるからやらないってのは、「空手」をやる以上はあってはならない事。しかしその逆の基本や型を集中してやるのは是非必要な所なのです。

基本や型が人の土台を作っていきます。その土台を作って行くから組手に活きてきます。この部分が理解出来ていないと型や基本をおろそかにしていきます。

まあその結果が今の空手界を生んだのだと思います。

空手の練習・稽古には様々あります。少し上げてみましょう

・体操(ストレッチ等)
・基本
・型(形)
・流動基本(移動基本など)
・約束組手
・組手
・ミット(サンドバック)
・補強トレーニング

大まかにこのような感じでしょうか?ここに更に古武道として、棒(杖)・ヌンチャク・釵・トンファー・エイクーなどを取り入れている道場もあります。先人が何故空手と並行して古武道をやっていたのか?この辺りを理解すれば必然と古武道もやる様になるのではとおもいます。うちでは通常の練習時間ではなく別で行います。

あと、補強トレーニングに様々な筋トレ・瞬発系・持久系・反応系など様々なトレーニングがあります。この辺りも指導者によってかなりの格差があるのかなと思います。

どの練習にしても成長する為の必須である事。どれも切り離せないものです。

しかし、例えば体幹トレーニングも基本や型・流動基本を真剣にやっていれば自然と体幹は強化されます。

例えば、相撲の四股踏みも良きトレーニングです。でもそれなら先ずは、基本や型をしっかり腰を落として楽をせずにやったらそれだけで同じような効果は得られます。基本や型をしっかりやった上で四股踏みをやるのであればそれは素晴らしき足腰になるでしょう。

しかし、最近は何を勘違いしているのかは分かりませんが、足腰を鍛えるのには「四股踏みがいい!」と言って基本や型の時間を減らして(適当にやって)その四股踏みに時間を費やす・・・・

ん~何かずれてませんか?

基本や型もしっかりやれば、正しくやれば相当キツイです。キツク無いのは正しくないからです。

剛柔流にも良くある猫足立ち。これも相当キツイ立ち方です。

正しい立ち方が最初は出来なくても、正しいに近づける為に必死にやるから鍛わっていく訳です。その立ち方に近づける為に他のトレーニングをやるのは少々的外れに思います。

ウエイトトレーニングで、ベンチプレスで○○㎏上げるのに他の部位を集中してやる為にダンベルを使うとかなら種目が違うだけでやっている本質は変わらないので正しいと思います。

ただ、基本や型をおろそかにしてその部分を補填する為に他の違うものをやるのは違っていますよね。

以前、先生にベンチプレスがどうとか言っていた時に「何キロ上げるより腕立てしろ!」って言われましたね。腕立てがまともに出来ない奴が何抜かしてんだって事です。

腕立てやる事で他の部分も当然鍛えられます。それは基本・型も同じ事。なので得られる事は沢山ある訳です。他のトレーニングがダメって言っている訳ではなく、先ずやるべき事は何ですか?って話です。

それではまた~

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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