【日本】西洋と日本の宗教観の違いと日本の強さとは?~20230216~

最終更新日




今回は日本で宗教というとネガティブイメージの強いので日本での元々ある「神道」や宗教間の考え方の違いについて書いてみようと思います。これはくれぐれもどの宗教が良いとかという事ではないです。

これを書こうと思ったのは、この次に書こうと思っている「休息」という事について書く場合必要になってくる宗教という考え方や知識がある程度あると理解しやすいかなと思いまず初めに書いておこうと思ったからです。

そもそも日本には「神道」というものが存在します。その後に入って来たのが仏教。キリスト教も同じく後に入って来たものである。

神を祀る場がそれぞれあり、神道であれば「神社」仏教であれば「寺院」キリスト教であれば「教会」イスラム教であれば「モスク」だったりする。様々な場に礼拝する場所が存在する。

そして神道は、日本特有の宗教で開祖もなく教典や教えも無い。日本人の暮らしに溶け込んだ「民族宗教」と言われている。そして、神道の場合は開祖がいない。ではその神をなんとしたのか?自然を自然現象を神とし、自然と神とは一体と認識されている。自然に名前を付けていた。

例えば、太陽を天を照らすから「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」月は夜にあるので「月夜見(ツクヨミ)」と言ったりします。その他にも沢山あるのでご自身で調べてみると面白いと思います。特にゲームやっている人は面白いかも(笑)

そんな神を祀る「神社」に一度は言った事があると思います。初詣とか厄除けだとか七五三などで行った事があると思います。それは全て神道の行事です。分かる様に日常生活に溶け込んでいるのです。

よく日本人に「あなたの宗教は何ですか?」と問われた時に「無宗教です」と答える方がいますが、そんな人はいません。生活に溶け込んでいるので分かりにくいかも知れませんがどれも神道なのです。

さて西洋と日本の宗教の考え方の違いです。あくまでも大雑把な見方です。

「生まれる前に罪を犯したから今罰を与えている」と言うのが西洋的な宗教の考え方。そして「死んでも地獄に落ちない様に」と言うのが仏教的な考え方。

そして、「罪を犯した訳でもなく、死んで地獄に落ちないでもない。中今を生きる」と言うのが神道の考え方。中今とは、今この一瞬・瞬間という事。即ち、私達は今この瞬間を生きているんだ」という事。では神とは何なのか?

西洋的な考えでは、全知全能であるのが神。何でも色々出来てしまうのが西洋的な神である。それなら現在戦争が起こったりしているを神が止めてくれたら良いのでは?と思いますよね。しかし色々出来るのに敢えて出来ないにしている。何故出来ないのか?それを「悪魔」という存在を生み出す事で「悪い事は全て悪魔の仕業だ」という様な考え方が西洋的の考え方。白黒はっきりしている考え方ですよね。

そして日本の神は全知全能ではないと言う所。太陽の神は照らす事は出来るが、雨を降らす事が出来ない。と言う様に出来ない事と出来る事に別れている。そして、その神が様々にいると言う事です。

神様は既に多くのものを我々人類に与えてる。

なので、神は導かないし応援もしない。即ち自然界そのものが神であると言う考え方です。

どの神がと言う事ではなく言いたい事はそれぞれの宗教での考え方があると言う事です。そして日本は昔からこの考え方で国ができているのです。それが例えば正月だったり節分であったりと日本の四季折々の行事に組み込まれているのです。日本にはそんな神を祀る社が「神社」として日本の至る所に存在します。元々そんな考え方なので、人と争う事を好まない民族でもあるのです。それは何故か?

上記に書いた神道の考え方。神は全知全能ではなく唯一絶対神でもない。欠点などもなく完璧な存在でもない。日本の神は「八百万の神」と言われ自然界にたくさんいるし、様々な欠点もある。

しかし、一人一人の良い所を持ち寄って協力し合い、お互いのたらない部分を補い合い団結すれば争う事なく何でも解決できるよ。

と言う事を伝えている。それを2600年以上も前から日本人のDNAレベルまで入っているのではないかと思います。そんな昔から戒律などで教わった訳でもないのに「他人に迷惑をかけない事」「感謝する事」「人に譲る事」「人に優しくする事」「徳を積む事」そして「人と争わない事」などが深い所で刻まれている民族である。なので、民間人を巻き込む様な戦争はして来なかったと思います。震災や大きな災害などが起こった際でも「略奪・強奪」なども起こらない、支給されるものに列をなして争わず並んでいる。それを見た世界中の日がびっくりしており「素晴らしい国だ」と称賛しているのです。

こう言った事は、私たち日本人からしてみたら普通の事ですよね。それだけ日常の生活に浸透していると言う事なんです。

ただそんな所も戦後のGHQにより崩されてしまっているのは事実なんです。何故崩されてしまったのか?それは上記の様な事が自然にでき物凄い力を持っている民族だから恐れたんです。

それぞれの考え方があるでしょうが、このままではどんどん弱くなるでしょう。なのでこう言った事を書いているのも弱くなってほしくないし、素晴らしい日本であって欲しいしいい加減氣付いて欲しいと思い書いています。当然自分にも言い聞かせ学ぶ様にしています。

最初に戻りますが、次は「休息」について書きたいと思います。

それではまた〜

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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