【基本と根本】練習での氣憶#39~基本も技も出来るではなく使えるへ~
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昨日は、本部練習と道場練習の二本立て。本来ならプロ練がある予定ですが集まらず中止となりました。ただ道場練習がプロ練の代わりだったのかなと思います(;^_^A
練習後に少々YouTubeの撮影も行いました。こちらは近いうちにUPします。
総本部の練習は通常の様に準備運動等行った後は基本・と型の稽古。型の稽古もですが必ず移動しながら技を出す動作があります。そしてその部分だけの簡単な部分だけの抜き出しが流動基本(移動基本)になります。
その流動基本は空手だけではなく、他の武道や拳法などでも行われている稽古方法になります。本来はその場で動かずにやるいわゆる基本と言うものは空手にはなく型があるのみ。そしてその型から抜き出したものが流動基本や基本と言われるものです。
そんな流動基本も使えないでは意味がありません。要は基本的な突き蹴りをそのままの形で打ち込めるかという事。もと立ち(組手での立ち方等)では打ち込む事は出来るでしょうが、空手の型の中にある立ち方で実際に打てるかどうかです。
例えば、前屈立ちできちんと突けるのかどうかです。
昨日はそんな突きの練習。本来の空手の練習といった所です。昔はこんな練習を延々と繰り返してましたね。そんな練習をして見えてくるのが、身体の連動と一致だったり、手首だったり腕・肩の筋力だったりがあらわになります。出来ていないと上手くいきません。上手くいかなければ突き蹴りが上手く出来ないという事。本来ここが出来て初めてもと立ちでの突きや蹴りが出来るのです。
しかし、そこが出来ずに・理解できずにもと立ちでの突き蹴りを行い、足らないと感じるのでウエイトトレーニングにはしる結果になってしまいます。
昨日は、もと立ちでの突き蹴りはある程度普通に出来る人が流動基本でのカタチになった途端にできなくなる状態でした。先ずは理解する所からですが稽古あるのみです。空手本来の稽古をしてますかね?
通常練習は、技の打ち込み練習のみ。これは技が実際に出来るかではなく使えるか?当てれるか?の練習。戦う上では必須の事。しかし、この打ち込みをやらなければいざ戦うとなった時に使えないし。、出す事も当てる事も出来なくなります。
技も知っているだけでは出来ない。少し出来る程度では使えません。
使う場面を様々に想定しタイミングや入り方なども考えながら打ち込まなければ使えません。技を自分自身にどこまで落とし込むのかで実際に使えるのかが決まります。
技のコレクションをした所で使えないのであればそれは「絵に描いた餅」であり本来のものではないという事。
良く見るのが、型が出来るけど戦ったら全く戦えないという事と同じになります。型も絵に描いた餅では本来のものではないという事です。
出来るではなく使えるにしなければ絵に描いた餅になります。
それではまた~
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