【日本・道具】大事にする本当の理由とは?~20230119~

最終更新日

blogの更新が遅れているのが自分でも氣になっている吉田です。特に時間は決めていませんが、昨日の事や今日の事など毎日どこかで書こうとしているのでご了承下さい。#そこっいやいや誰も待ってないとか言わない(笑)

さて今回は道具に付いて書こうと思います。

どんなスポーツにしても武道にしても道具があります。サッカーならボールやシューズなどあります。
空手で言えば道着やサポーターなどの防具があり、練習ではミットやサンドバックなど様々あります。

武道ではそんな道具を粗末に扱えば当然の様に叱られると思います。

これは日本では当然と言えば当然。よく聞く所は「物を大事にしなさい」と聞く。
自分のものであっても人の物であっても大事にすると言う文化がある。

この文化は、昔より「物には魂が宿る」とされている所からである。この思想は神道や仏教からきている。神は自然にあるものなどに宿っているとしており、例えば太陽であれば「天照大御神」だったりする。詳しい事は調べてみて下さい。日本の歴史とも大きく関わるので面白いかと思います。

ものにあたる所で言うと、付喪神(九十九神)がある。長い年月を経た道具などに精霊が宿ったものである。妖怪として扱われる事があるけれど、古来より道具には魂が宿っているからこう言った表現がされているのだと思います。解釈は自由ですが、何故そう表現したのか?って考える事です。実際に長い年月を掛けていると宿る妖怪が存在していたのかも知れない。そして、物を粗末に扱うと不幸が起こるから「物は大切にしろ」と言ったのかも知れない。他にもあるだろうけれど、どんな理由であれ物は大切にした方が身の為であると言うのは分かる。

なので、長い年月が経った現代でも物には魂が宿るって言葉が残っているのだと思います。

日本ではそんな精神性の部分であったりを文化の中に様々な形で取り入れています。

海外で「物にも魂が宿る」なんて言うと「何言ってるんだ!バカじゃないのか?!」「物は物だろう魂なんてないだろ!物が生きてるのか??」なんて風になるなる。

こんな光景を見た事が無いだろうか?野球大リーグで選手が自分のプレーなどに腹をたてバットやグローブを地面に叩きつける行為。。。又はラケットを叩きつけたり。。。勿論全ての選手がと言っている事ではないく当然一部の選手。私はあまり野球が好きではないのですが理由はそう言った所。高校野球は好きですね。。そう言った所はほとんど見ないので。しかし、日本のプロ野球を見ていると大リーグをマネしているのか?カッコいいと思っているのか?は知らないですがたまに目にする。
私は日本人であるのに、プロであるのにそういう行動を公に取っているのを見ると悲しい気持ちになります。

話が反れましたが、思想が「物を大事にする」と言う日本の文化は素晴らしき事じゃないかなと思います。物を大事にする事は神を大事にする事であり、自分を大事にする事に繋がります。

自分という事と神と言う所の共通点があります。又この辺りは神社に付いてどこかで書いてみたいと思います。

自分を大事に扱う為には、自分が使う物に限らず物を大事にすると言う氣持ちが結果自分に返ってくるという事になると思います。

自分が大事に出来ない人が上手くいく訳がないですよね。大事に出来ない人が勝てる訳が無いのです。

道具であっても粗末に扱う事ない様にして欲しいなと思います。

それではまた~

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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