【感覚と得られる事】練習での氣憶#67~指導者がしなければならない事~

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昨日は、支部練習。昼間は、お土産を渡したりマルシェに行ったり様々。海外から帰国するとかなり疲れるのですが今回は時差もほとんどないのでかなり楽なのです。

ヨーロッパ圏では7時間位時差があるので、日本が朝の時間だと前日のひが変わる前になるので帰国すると徹夜状態になるのでかなり辛い。それでも数日したら戻るのですが、昼夜逆転する地域よりはまだ楽なほうです。
行きの時差ぼけは無いのですが、帰りの時差ぼけ。。。何か良き方法は無いですか?コメント欄で教えてください。

試合が終わると毎回必ず行うのが次への練習方法の模索。どんな練習をしていったら良いのか?と言う所。単純にこの作業をしないと次への勝利は無い。

よく、
あれをやらなかったから負けたんだよね~
あの時言った通りにしなかったから負けたんだよね~
って所をいう指導者がいる。

正直、人のせいにしているだけである。俺の言う通りにしていれば勝てるみたいな口調で話すのも同じですが、それでは勝てる事はまずない。ほとんどない。

試合は、一対一の関係性であってセコンドはあくまでも補助でしかない。セコンドの言うとおりにしていれば勝てるなら世のどの選手も勝っています。対戦したもの同士でしか分からない感覚・空間のやり取りがある訳でそれを外から見ていて分かったとしても、外にいるものには手出しできない領域なのです。

そして、あの時やっていればなどの事は全て過去です。

過去の事は取り返しは出来ません。過去に戻ったとしてもそこで違ったことが出来るか?と言えば多分できないでしょう。何故って?過去の自分が出来なかった事が戻ったとしても出来る訳ないのです。過去の自分なので。(言っている意味が分からなくなるのでこの辺りでこの手の話は辞めます)

大事なのはその得た感覚。

その時どう感じたのか?
何が嫌だったのか?何が出来て・なにが出来なかったのか?

ではそれが出来る様にする為にはどうしたらよいのか?どんな練習をしたら出来るのか?どんな練習をしたら勝てるのか?である。それは当然選手側の意見もあるし指導者側の意見もある。まだ他にもセコンドがいればその意見もある。

ここで要は考え方で、①選手の意見・②指導者の意見・③他のセコンドの意見と言う様に分けた場合、①~③の意見で共通項が存在すればそれは一つ大事な所になる。
②・③の意見のは選手に見えていない所。
①の意見は選手しか見えない所。
と言う様に分類して考えると様々に見えてくる。この他にも意見があれば更に要素が増える。

この①~③は強くなる為の要素でしかない。この要素のレベルが高いか低いかはそれぞれの経験値で変わってくる。選手のレベルにもよるが、レベルが高ければ高いほど内容はより複雑になってくる。

そう考えると「あの時ああしとけば勝てた」「俺の言うとおりにやってれば勝てた」なんて意見が如何にダメなのかが分かる。

そして指導者はそれを克服する・それを出来る様にする為の練習方法を直ぐに出さなければならない。
指導者が試合後も前回と同じ練習しかしないって事は本来ありえない。当然基本的な事は同じ様にやる必要はあるが、それ以外の部分の事である。

練習方法の模索は、指導者が毎日の様に考え実践し試していく事が重要になる。指導者は指導者のやるべき事があるという事。決して偉そうな事を言うのが指導者ではないという事です。

それではまた~

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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