【空手と稽古】練習での氣憶#80~本来の空手の稽古とは何なのか~

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昨日は総本部練習。現在総本部は上級者しかいない為練習内容もどちらかと言うと上級者向け。
その練習内容は、昔ながらの空手の練習をしている感じです。昔ながらと言っても本来の空手の練習。
その本来の空手は、私が若い時分に練習していた内容。
突きにしても、追い突きが中心。蹴りは、廻し蹴りが中心ではなく前蹴りや横蹴りなどが中心。それをどう受けてどう返すのか?それをひたすら反復練習する。
昔はあれもこれもやる事はなくシンプルな技をとにかく反復練習が中心でした。
そんなシンプルな技の反復練習はその昔やっていましたが、いつしかその量は減り反復する量も減った氣がします。それに氣が付いたのは、何年も前にスペインで行った溝口先生の道場で思い出しました。
基本にしても逆突きをひたすら先生の号令で突いて・突いて・・突いて・・・の繰り返し。汗だくになりひたすら基本的な事を反復練習。
そんな練習をしている時に思い出したのは昔の練習。久しぶりの感覚の練習に無我夢中になった事を思い出します。その時溝口先生に「久しぶりに懐かしい稽古をしました。その頃の感覚を思い出しました!ありがとうございます!」と話した際に返ってきたのが「俺はこんな練習しか知らんからね~新しい事も知らないし最新のトレーニングも知らない、。知ってるのはこんな練習しか知らないんよ(笑)」と・・・
空手に大事な事を思いださせてくれた瞬間でした。
勿論今は競技が進行し様々な稽古やトレーニングがあるでしょう。理論や考え方・取り組み方も様々あるでしょう。しかし、一番大事なのは「空手道をやる」って事じゃないでしょうか?
そんな空手の大事な部分を今現在進行形でやっているのが総本部の練習なのかなと思います。
上級者が多い総本部なのでしばらくこのままこの状況は続くでしょう。ミットを打ち込むサンドバックを打ち込む・殴り合うだけの練習ではなく空手本来の稽古・・・今の日本の空手は思い出さなきゃならないのではないでしょうか。
それではまた~
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