【応援】様々な形があるけれど考えるべき事 20221219

最終更新日

月曜は練習の無い日。本日はチケットの計算。

プロキックボクシングでは、プロ競技なのでファイトマネーが発生する。その詳細はそれぞれの競技や団体で違うかも知れないが、基本的な所はあまり変わらないかと思います。

  • 直接現金が支給される場合
  • チケットを配布して選手個人のチケットの売り上げがファイトマネーになる場合
  • 現金とチケットの両方の場合
  • その他

と大きくは上記の3つが大半かと思います。しかし、チケットのみの場合はチケットを売らなければファイトマネーが出ないのです。プロとしてやっているのにファイトマネーが出ない確率が高いという事になります。チケットを売るのにも時間が掛かりますし選手は売るよりも練習したいってのがありますよね。そして試合が遠征しなければならないとなるとジムや道場の人も買いにくいし売りにくい・・・従って地方選手は非常に不利になりますね。
現在はSNSなどがあり昔よりは売りやすい環境にありますが、チケットのみは正直しんどいしアマチュアバンドじゃないんだから!って感じる所はあります。

現金とチケットを両立しているケースは多くあります。ここは最低限保障されるけれどチケットのみと同様に売らなきゃならないってのがあります。しかし、チケットを売れば売った分の差額(選手にチケットを頼み選手からチケット購入)はプラスされるわけです。チケットによっては席に応じて価格が変わるっものであれば差額分も大きい訳です。
当然チケットは、高い席の方が喜ばれるわけです。

どんなLIVEや興行などで高い席があるのか?または、飛行機にファーストクラスなどの高い席があるのか?と言う所を理解していれば何が喜ばれるのか?と言う所は必然と分かると思います。
この辺りの事はまた別途どこかに書きたいと思います。

そう、チケットもファイトマネーの一部だという事です。

チケットの売り上げが少なければファイトマネーも少なくなる。興行側からしてみたら1選手が沢山チケット売ったりその選手でお客さんが入れば、またその選手を使おうかな?なんて事も生まれてきます。なのでチケットの売れ行きものちの選手には大きく関わってきます。

普通のLIVEではありえないけれど、チケットを一旦頼んだにも関らずキャンセルするという事。

当然キャンセルすると選手が頼んだチケットに余りが出る訳です。選手から購入するチケットは、選手自体が代わりにチケットを購入するので選手がチケット代を支払うのです。なので、キャンセルが出ると買った購入金額が選手のマイナスになる訳です。

選手は、キャンセルになるとそのマイナス分は被りたくないので誰かに売るしかないのです。ここでお分かりになる様に選手はチケットを売る時間を割かなければならないという事。練習して欲しいですよね・・・

しかし、キャンセルする側は「ごめん!行けなくなった!キャンセルで!」と簡単に断ったりします。ましてやチケット代は払わないのです。「チケット代は?」と聞けば「行かないのになんで払わなければならないんだ!」となります。しかも切れ気味だったり(笑)

たかが1枚のチケットかも知れないが選手を殺す事にもなるんです。

応援するよ!と言って買ったのならキャンセルしてもチケット代を払って欲しいですね。ましてやチケット代を払って「行けなくてごめん!キャンセルしてチケット余るけど誰かに回してあげて!」なんて言ったら本当に応援してくれてるなと感じますよね。しかもその方がカッコいいですよね。

昔ボクシングをやっていたころ先輩の試合で行けないけど、チケットを何枚も買った覚えがあります。

応援の形は色々あります。行けないならいけないで良いと思います。違った形でも良いし、ただ「頑張ってね!」って直接声かけるだけでも良いと思います。

チケットを買うと言ってキャンセルして選手の時間を奪う・不安にさせるよりは、声を掛けた方がよっぽど良き応援になります。

そりゃ選手は気を使って「大丈夫!」と言いますよ。

ましては、よく耳にするのはキャンセルした後で「試合終わった後に違う形で」と言う事。
キャンセルが出た時点で選手はその時点で動き出すんです。その時点で選手の時間を奪ってるという事です。考えたら分かる事です。

私もそんなキャンセルチケットをどれだけ買い取った事か。。。

応援は様々な形があるけれど、自分の身の丈に合った応援すれば良いと思います。ただどれも選手の立場に立っているか?と言う所を今一度考えて欲しいと願います。

私はこのチケット問題の対策はないのか?考えて行きたい所です。

それではまた~

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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