【積み重ね】日常的に行う動きと思考

最終更新日





昨日は、総本部にて段級審査を行いました。
今回の審査で昇段する人はいませんでしたが、昇級する人がいるという事は嬉しい事です。

朋武館では、昇級審査は誰でも受けれる訳ではなくて審査前に審査項目が出来ているか確認が入ります。
つまり、審査前の審査を行うわけです。
ここで出来ていないと受ける事が出来ないのです。審査を受けるには費用が掛かりますからね。

このシステムはかなり前に出来たものですが、このシステムが出来る以前は受けたい人が受けれる状況でした。
その時は、当然チェックもほとんど出来ていないので合格できない人も出てきます。
要は、練習内容と実際やらなければならない内容が一致していないと(かけ離れていると)審査を行っても出来ない所分からない所が出てくるので合格できないと言う事になってしまいます。
これは、他の試験(テスト)でも同じ事が言えますね。
受ける前に審査での項目が出来るかを確認し、余分に掛かってしまいそうな費用を押さえています。

審査と練習の内容を一致させるのは大事な所でもありますが、それだけでは当然試合では勝てない部分が出てきます。従ってその要素も含めて練習内容を考えると現在のやり方になってしまいます。

他にも良き方法があるのかも知れませんが現状はそのような感じです。

とは言っても、審査前にやりだしてからでは遅いし詰め込むことで辛くなってしまいます。そして、詰め込むと実際に身に付いたとはならないので忘れてしまいます。。。

学校の試験勉強と同じですね・・・なので、必要となってくるのが

日々の積み重ね

が大事になってきます。日々の積み重ねと言ってもいきなりは出来ません。。。
では何故出来ないのか?

それは、日常的に考えてる事しか行動出来ないのがほとんどだからです。

日常的に考えている事は行動が出来ます。なので、考える事を先ずはそちら(やるべき事)にシフトします。
そして、少しでもいいのでそれを行動にして行きます。
あとはそれを繰り返していくだけ。

私の普段は毎朝走る事にしています。(自ら決めるって事もポイント)当然それは最初から日常的には出来ませんでした。当然ですがしんどいと思っているからです。

しかし、思っている事を変換します。しんどいではなくて、走る際に身体がどんな反応をするのか?を確認する時間にしています。気持ちが良いのか?息が早く上がって来るのか?足のどの部分に負荷を感じるのか?などなど身体の詳細を感じる事にしています。そうすると、しんどいと思っている事が「当然だよね」と感じてきました。
人によって感じ方は様々でしょう。でもその思考が「今日はどんな感じなんだろう?」と興味に変わっていきました。

脳を誤魔化せた訳です。

日常的に考えていれば、「今日はどう走ろうかな?」となったりします。今では、今日はどんなアイディアや考えが出るだろうになっています。

日常になれば日々積み重ねる事が簡単になっていきます。練習でも同じ積み重ねる事が出来ているなら審査前の審査(確認)も何てことは無く楽になります。

日々でもいいし、毎週でもいい、毎月でもいいので考えている事を自分のやりたい事にシフトする事をお勧めします。そして日々の積み重ねが出来たらなと思います。

それではまた~

愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

シェアする