【気持ちと表現】練習での氣憶#22~気持ちと身体は大きく関係する~

最終更新日




昨日は、道場でのクラス練習。前半は型クラスで後半は通常クラス。

前半での型クラスは、少々話が長くなっているので反省・・・
型の試合は、基本的な部分が出来てくると表現方法がカギとなる。勿論、突きや蹴り受けなどの精度は上げていかなくてはならないが上限は決まってくる。ではその次に必要になるのが表現方法。

要はどう見せるか?と言う所。

当然男子と女子では異なる。当たり前だけど、その人個人個人の特徴があるので組手同様にその人に合わせた表現が必要になる。
良く型の試合で見るのが、その選手に合ってないよね?って表現方法。例えば、その選手が力的にや体格的にも劣るのに大きくダイナミックに型を打つスタイル。当然バランスも崩しやすいしスピードを上げて表現しても力強さを表現しても、力的に体格的に優れている人には到底追いつかない。なので、型を変えるのか?表現方法を変えるのか?が必要になってくる。
大概、合っていない選手は相手選手によっては勝てなくなるし、リスクを取り過ぎバランスを崩してしまい負けてしまうの見てしまう。・・多分指導者がこの型はこう打て!ってやっているのだろう。

特に小学生うちは力や体格は個人個人大きな差はでる。当然成長過程なので差が出るのが当たり前。筋トレなどでどうこうなるものでもないし、成長期に行き過ぎた筋トレはNGである。表現方法は個々に分けるのが妥当。そして型クラスはそんな表現方法の練習が多い。

後半の通常クラスは体力的な練習や技術的な練習も行うが、反応するというトレーニングと気持ちを前に出す練習。

反応する練習は、ボールなどを用いたトレーニングでこれもやるのとやらないのでは大きく差は出ます。出来ないより出来た方が良いし、自分自身が反応できているのか出来ていないのか判断する意味でもやった方が良い。トレーニングの内容は、随時YouTubeのショート動画で上げているのでチャンネル登録し見といて欲しい。

https://www.youtube.com/@GOJURYUHOBUKAN

そして気持ちを前に出す練習。選手はそれぞれ性格も違えば体格も違う。組手の場合はそれが顕著に出るのは型よりも理解しやすい所である。しかし性格や体格がどうであれ、いざ試合となり敵が前に立てば戦わなくてはならない。どう考えても相手が体力的にも筋力的にも上である事は分かっていても戦わなくてはならないのである。そう考えるとその際にどう戦うかが重要である。勿論技術的な所は当然いる。しかしそれだけではどうしようもない。太刀打ちできず心が折れる。

そうならない為にも気持ちを出す「何としても倒すんだ!」「かかってこい!」って気持ちの強さはいる。当然それだけでは駄目だけれど、その気持ちは踏ん張りなど体に大きく影響する。そして勝利へと導くには必要不可欠なものでもある。

そんな気持ちを出すための練習は地味にコツコツとやるしかない。

しかし、この練習も必要に応じてやる必要があるので、なんでもかんでもやればいいってもんでもない。必要な時に必要に応じてやるしかないのである。

練習も考えてやらなければならないし、練習の本当の中身を知らずに見様見真似だけでやっても物にもならないし、本来の意味は身につかない。練習には意味が必ずあるのである。

それではまた~

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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