【集中とバランス】練習での氣憶#33~全体を見通す~

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昨日は、支部練習。審査が終了すると練習に参加する人の割合は減ります。。残念ですが減ります。当然所属道場以外の人も練習に参加できるのですがそんな人も減ります。そう言った中でもコンスタントに参加する人が上手くも強くもなるのかなと思います。

そんな練習ですが昨日は非常に暑かったですね。日中も夏日の様に30℃を超えている場所もありましたからね。。やはりもう春と言う存在はほとんど無いのでしょうか?冬場は冬場で大変ですが、夏場は夏場で大変なのです。春と秋の時期が一番動きやすいのですが、その時期が短いので増えて欲しい所ですが・・夏場はどうなってしまうのでしょうか(-_-;)

さて、練習も審査練習から切り替え通常練習に戻りました。通常練習は、体操→基本→型の順ですすんで行き流動基本(移動基本)→ミット→組手となります。

昨日はミットが終わった後に少々補強を入れました。ガッツリ入れたい所ですが少しだけとなりました。この補強の部分(トレーニング)は、各本部・支部に様々おこなっています。勿論場所によっては出来る事と出来ないこともありますが指導者が状況に合わせておこなっています。

補強(トレーニング)だけでは当然ダメだし、組手だけでもダメ、基本と型だけでもダメ。要はある程度はバランスよくやるのが良い所なのですが、競技中心の走ってしまうとどこかが集中的になりますね。そうなってしまうと一時的な結果が出るから正しいと判断するかも知れません。しかし、長い目線で見ると足らなくなるところが多くあり結果的にはある程度バランスよくやらなければならなくなります。

空手の稽古もそれに付随する補強(トレーニング)やミットも組手も何のためにやっているのか?
それは強くなる為であり上手くなる為でもある。しかし強さや上手さと直結すると思ってしまう部分はミットや組手・補強などである。しかし、それだけやって強く・上手くなるのなら今頃どの選手も強くなっているに決まっている。

しかしならないのは何故だろう?

良き部分は伸ばし、悪き部分を直していくの当然やらなければならない事。しかし、目の前の事だけ見てしまえば、どちらかしか見えなくなってしまう。。目の前にある事(問題)だけ見ていれば集中してしまう事は理解できると所。しかし強くなる為には全体を見て伸ばすべき部分や悪き部分も直さなければなりません。

例えば、試合で負ける原因がその悪い所だった場合そこを直さなければ勝つ事は出来ない。しかし、集中してしまうと良き部分を練習したり、違う悪き部分を練習したりになってしまう。勿論その見極めが大事であるしそれは指導者の知識などのレベルで変わってくる。

なので、全体を見通して練習の内容も都度選択し考えるのが大事である。

では、何故基本稽古があるのだろう?型稽古があるのだろう?流動基本(移動基本)があるのでしょうか?約束組手があるのでしょうか?空手はきちんとその練習方法を理解する為に型があるわけです。
型をやらなければその部分が見えてこない。型を真剣に理解する読み解く事をしていかなければいつまでも見えてきません。見えたとしても一部分の一部分だけ。

全体を見通す為にも、小手先のトレーニング方法だけやってもスパーリングやっても成長はしないです。成長していく為にも自ら学び考え行動する事が大事になります。

それではまた~

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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