【感覚と武道】練習での氣憶#115~目に見えないものは全てないのではない~

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昨日は、総本部練習と道場でのクラス練習2本。合計3本立ての練習。。そして暑かったですね(;^_^A
ただ風が入ってくると気持ちの良きものです。

総本部の練習は、通常通り体操・基本から始まりそして型へ。体操の際に様々な事を話したりもします。その際に昨日は話が発展し神社の話へ。そんな神社のお話からそもそも自分が起こしている現状は自分なんだよと言うお話へ、、、ネガティブでいればネガティブな現実がやってくる。ポジティブでいればポジティブな現実が来る。自分がそう思えばそうなるというのがこの現実世界。

そして、自分の周りの人間の平均値が自分だという事。そんなお話をする日となりました。そんな話をする時も大事な時だと私は思います。空手の道場は空手を教える場ですが、私は空手道なので道を教える場だとも思っています。その空手の道だけではなく、人としての道をどう歩んでいくのか?生きて行くのか?は正直空手の技よりも大事な事で、何かに行き詰まり・自分の人生が辛い者や自分の人生に生きられない状態であったら空手をやっている場合ではないのです。先ずは自分ですからね。

そんな人の原理原則を必要とあれば、必要と感じればお話をします。それも大事な稽古の一つです。
もしそんなお話をして欲しいって時があればお話しします。

さて、通常のクラス練習は三重県から出稽古もありミットからのスタート。通常のクラス練習は、空手ではないので基本や型をやる事はありません。

最初は参加者一人一人のミットを受けました。それは毎回やっている事ですが、現状を知る事が出来るので必要な所。例えば、足が痛いや拳が痛い・足が上がらないなどそれぞれの身体の調子も見えます。そして、何が良くないのか?何が良いのか?って所を同時に見ていきます。昨日は出稽古もありその辺りが重点的になりました。

昨日の場合は出稽古に来たのが5名。うち1名は型選手。アップでは型選手もミットは行っています。そんな5名共に同じ様に打撃を行った際の間合いが取れていない部分があるという所。当然ですが間合いは最も大事な所であり、どんなジャンルの武道・格闘技には必要不可欠。

でもこの間合いがきちんと理解してやっている人が少ないのが事実。教えられる人がいないってのもそうですが、競技化が進みすぎ見えなくなってしまった・筋力やスピードに頼る様になってしまったのが要因の一つなのかなと思います。そんな間合いも、大体この位~や何センチ~とかではない。

人によっても変わるし、相手によっても変わるのです。なので、感覚的な所が大きい。しかし感覚的なものだけれど確実に存在するし重要であるという事。そして私が思うにこの感覚的な所を理解しやすいのは日本人なんだと思います。なので日本にある武道もそう言った目に見えない部分の力が大きく働くのが型の部分だと思います。しかし型をやらなくなってしまった日本人はこの目に見えない感覚を嘘だという様になってしまったのが現実なんだと思っています。要は、競技化が進み過ぎてやらなくても良いって判断になってしまったんですね。要因はハッキリしていますが書くのは辞めておきます。

目に見えるものだけが全てではなく、目に見えない所に程重要な部分が隠れているのがこの現実世界なんだと思います。

それではまた~

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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