【得意と不得意】練習での氣憶#141~自分を理解し自分に合った技を組み立てるという事~

最終更新日

↓読む前にポチっとお願いします!

空手ランキング



昨日は支部練習。移動時間が掛かる支部への移動。学びの時間でもあるので楽しみな時間でもある時間です(笑)

練習は、基本と型の練習をスタートし流動基本とミット組手を順に行いました。流動基本では、突きと蹴りを使って連続技の基本となるパターンの練習。流動基本でも型でもパターンが存在する。

そのパターンを分析?していくと必ず2つに行きつく。その2つのパターンが基本的に存在するが、自分自身がどちらが得意なのかである。人それぞれ体のタイプは違う。筋肉の量も身体の柔らかさも全て違う。

その違いで自分の得意不得意が出て来る。基本的なパターンもどちらも問題なく出来る人もいるでしょう。ただどちらが身体にしっくり来るのかである。

勿論これも稽古や訓練で不得意も得意の方へ持って行く事は出来ます。しかし自分の得意不得意を理解しておいた方が良い訳です。それは、例えば覚えた連続技も自分の不得意とするものであればかなりの訓練が必要です。そこに多くの時間を割いて稽古するのも必要でしょう。しかし、そんなに余裕が無いのであればその連続技は使わない方がいい訳です。

でもその得意不得意が分からないで、試合の時に一所懸命に不得意な事ばかりやっていても負けるリスクや確率が高くなるだけです。

良くあるのが、指導者が「この連続技使えるから!」って練習をしてもいざ試合となると全く使えず負けてしまうという事がある。選手は試合中にここと言う時にその連続技を出すけれど、不得意なのでタイミングがずれてしまったりしていつまでも当たらない状態になっているのです。

そりゃ得意じゃないのに、それが使えるまでにはまだまだ練習が必要だよね?ってなる。

しかし、自分の得意不得意が分かっていれば不得意なパターンを練習しなくても済むわけです。技のレパートリーを増やすために練習していくのはありですが、得意なものを先ず磨き100%使える!確実に出せば当たる・決まる!にした方が良い訳です。

本来なら指導者がそれを理解し使い分けるのが、使い分ける様に指導するのが本来やるべき事。

指導者の得意が選手の得意ではないという事です。

良く見るのは、指導者のコピーが選手ってのを見ます。それで全員が強ければ良いですが、そんな事はない訳です。勝てる人もいれば勝てない人もいる。勝てない人もそれを繰り返せばどんどん勝てなくなり負のループに突入になります。

人と人。誰として同じ人は存在しない。この世の原理原則ですよね。

理解しましょう。もっと視野を広げましょう。

それではまた~

↓読んだらポチっとお願いします!

空手ランキング
↓武道LABO公式LINE↓
友だち追加
↑友達登録お願いします!





愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

シェアする