【考える事】試合後に向かい合う自分と向かう方向

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試合も終わり後処理がまあまああるな〜と毎回感じている吉田です。
試合を開催する人あるかるかもですが細かな事も含めてやる事って中々減らないですよね・・俺だけなのか?

さて今回は試合後にありがちなやってしまう事について少し書きたいと思います。

試合に負けた時と言っても大概の人はトーナメントなら負けです。優勝した人のみが勝ったって事なのでほとんどの人が負けです。
そしてその負けの際に「何故負けてしまったのか?」を細かく分析できているだろうか?さらにそれを答え合わせしているだろうか?

負けには全て理由が存在するします。敗因です。

負けた原因をまさか「痛めていたから」とか?「調子が悪かった」とか他責にしていませんよね??

もし他責にしているなら思考を変えなきゃなりませんよ。
今日はそんなところではなく、何故負けてしまったのか?を細かく詳細まで因数分解しているだろうか?それをどうやって答え合わせしているだろうか?
そもそも答え合わせしてないとか、答え合わせってなんやねん?ではないだろか?

その前に分析なんてしね〜よ。なんて人はこの先読まなくても良いです。ありがとうございました(笑)

自分が負けた原因を自分から見て何が原因か導き出す。
そしてその後に自分ではない第三者(なるべく指導者が良い)が見立てた原因と同じであるか?確認しているだろうか?全く同じでは無いにしても同じ様な見立てが出来ているか。

そしてその答え合わせから得た答えをもとに、その後どの様に次向かうべき練習や稽古に歩み進めていくのか?

中々勝てない状況になった時によく受ける相談に良くあるのが、練習する方向性が違っている場合がある。

例えば、蹴りが遅く相手に気付かれてしまっているとする。
その際に良くあるのは、筋力がないから遅い・蹴り方が悪い(フォーム)となり筋力を鍛えたり、フォームを変えてみたりがある。

もちろん筋力やフォームも大事だけれど、気付かれてしまっている原因が他にもあるのにそこを導き出せないって事が多々ある。
当然やるべき所は、遅いって事が本当に遅いのか?を確かめなきゃならないし、気付かれる原因がどこなのか?も見る必要がある。

そう。最初の見て立てが違うととんでもない方向に練習や稽古をすることになる。

そして、その全く違う方向に進んでしまい更に原因が違うところになり、根本があったにも関わらずどんどん違う方向に行ってしまい見えなくなってしまっているという現象。

違う方向なのに・全く違うのにそれを進み続けて行き先を失う・・・失ってからや違う方向を進み続ける期間が長ければ長いほど戻るにはかなりの労力と時間を要します。

これは敗因だけではなく何故勝てたのか?って時にもやらなければならない事なのです。中々やる人は少ないですが、どちらにしても勝因と敗因(良き点と悪き点)は出す必要があります。

試合が終わった後には必ず振り返るって事は必須です。

もし、答え合わせや因数分解に困ったり進むべき所が見えない場合はご連絡ください。

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それではまた〜

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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