【ダブルバインド】無意識にやってしまっている言葉の拘束~230230306~
最近ずっと続けているRadioの収録を行いつつも、LIVEで配信をまた始めている吉田です。LIVEはコメントがあるとそのやり取りが面白いのですが、コメントが無いとつまらなくなってしまう吉田です。
今回はダブルバインドについて書きたいと思います。
このダブルバインドは案外無意識でやってしまう所があり、氣付かない事が結構あるので意識しておいた方が良い事です。
ダブルバインドとは、二つの矛盾したメッセージを出す事で、相手を混乱させる可能性があるコミュニケーションです。日本語で言うと「二重拘束」と言います。これを受けた人は思考停止してしまいます。
例を挙げると分かり易いです。
お母さん「好きなお菓子1つ買ってもいいよ」
子供「これがいい」
お母さん「それはダメ」
子供からしたら好きなの買ってもいいって言ったやん・・・ってなりますよね。
これは、いいよと選ぶ自由を与える様に声を掛けておきながら「子供」の考えを「否定」した形になり結局は親が子供をコントロールしている結果になります。
お母さん「おもちゃ片付けなさい!」
子供「やだ!」
お母さん「片付けないなら捨てるから」
これは、子供を脅して子供をコントロールしている形になります。
上司「何故こんなミスをしたのか理由を報告して」
部下「○○○と言った理由がありミスしてしまいました」
上司「言い訳をするんじゃない!」
部下は言われた通りに理由を説明したのにとなりますよね。これは、上記に書いた子供のお菓子と似た様なパターンですね。結果から否定した言葉を掛けています。
こんなパターンも仕事ではありますね。「怒らないから話して」で、聞いた結果機嫌が悪くなり怒り出す。。機嫌が悪くなっている時点でアウトですが(^^;
期限が悪くなるのは言語が無いですが、これもダブルバインドとなります。
人はこのダブルバインドを受けると、やる気が無くなりネガティブな感情になって行きます。さらに受け続けると精神疾患になるとも言われています。そして、忙しい時ほどダブルバインドになりやすいです。
ではどうやってダブルバインドにしない様にするのか?
大前提として「相手の意見を受け入れる」があります。忙しいなどの理由が出てきますが、一旦受け入れるで大きく変わります。
例えば一番最初のお菓子の例で行くと
お母さん「好きなお菓子1つ買ってもいいよ」
子供「これがいい」
お母さん「そのお菓子が欲しいんだね。でもこれは大人が食べるお菓子だからこっちの棚から選ぼうか」
と言った様に、受け入れてからきちんと理由を説明する。大事なのは受け入れると言う所です。
おもちゃの片付けであればルールをあらかじめ作っておくとかも良いと思います。
仕事にしても家庭にしても人と人とのコミュニケーションです。どちらが上という事ではなくて「相手を受け入れる」「相手を尊重する」という事。子供であろうが部下であろうが人間です。
そして、相手を変える事は出来ないですからね。
それではまた~
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