【奪う者】やるか?やらないか?子供の行動を奪う者~20230403~

最終更新日




新年度を迎え様々スタートする時期でもあります。一昨日書いた環境にもある様に環境に変化が現れる時期。この時期だけではないけれど、何かやろうとする人時に出来なくしてしまう者について少し書こうと思います。

これは自分自身にもある事だったし、自分がそうしてしまわない様にする為でもあります。

例えば、子供がある遊びをしようとしています。それは子供が過去一度もやった事ない遊びです。その際にあなたは、止めてしまうのか?続けさせるのか?見守るのか?やらせるけど手助けするのか?

そう言われると、様々な答えが返ってくると思います。しかし内容は、一度もやった事ない事なので「やらせるか」「やらせないか」になると思います。

その際に大概は手を出します。口を出します。

その際に大きく関わってくるのが、「命の危険があるかないか」だと思います。命の危険があるなら止めて辞めさせると思います。それ以外であればやらせてみたら良いのです。

今は遊びとしました。

では、子供が初めてコップに2Lのペットボトルの水を入れようとしています。どうしますか?

ここで、ペットボトルを小さい物に変えるとか言いそうですがその時点でやろうとする事を奪っています。大概であれば、こぼすから親がやってしまうか?手伝ってしまうか?などあります。
そりゃ水をこぼしたら掃除するのは親自身ですからね。嫌ですよね。

結果はどれも子供がやる事を奪ってしまっています。それでは子供がチャレンジする事を出来なくしてしまいます。

この場合なら「こぼれても後で拭けば良いからそのままやらせる」のが良いでしょう。それか譲って「汚れても良い場所に上手に移動してやらせる」でしょうか。移動する際に「そこではだめ!」なんて言ってしまったらOUTですね。

どちらにしても「命の危険はない」訳です。

大人の都合で制限するなという事。何かやるにしても制限掛けるでは、

やる?やらない?が結果的に「出来る出来ない」になってしまい出来ないから「やらない」と言う考えになります。

何かにチャレンジする心は小さなものからあるのです。小さなチャレンジを奪ってしまったら何もチャレンジできなくなります。

チャレンジする心まで奪ってしまいます。

大きな事をしようとする時、大人は「それは辞めておけ」「上手くいかない(失敗する)からやめておけ」なんて言ってしまいます。勿論それを経験している経験者が言うのならまだ分かります。しかしその経験も成功者なのか失敗者なのかで違います。失敗者は辞めろと言うでしょうし成功者ならやってみれば良いとなるか、辞めておけと言うでしょう。後者なら説得力もありますよね。

大概経験してない事がほとんど。経験した事ない事や知らない事に関して「辞めておけ!」と平気で言うのが今の日本人。

否定する前に、勉強しなくてはならないし知る事が必要。

でも日本人はアジアで一番勉強しない国です。それはデータでも示されています。

知らない人が「あれやこれや」口出しし手出しするのです。そしてチャレンジを奪うのです。

そんな事してませんかね?

それではまた~

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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