【試合前】練習での氣憶~試合前にやっておいた方が良い事~20230307~

最終更新日




朝の日の出が早くなり行動する時間を早めて行かなくてはと思っている吉田です。起きた時にまだ暗かった時間が最近は明るくなっているので起きるのですが布団から出られないでいます(笑)お布団は暖かい・・・

昨日の練習は、今週末に福島県での大会があるので身体にしんどい練習ではなく試合に有効に働かせる為の練習。

普段の練習では様々な事をやりますが、基本ガチのスパーリングはやりません。そこから生まれる事や得られる事は他の練習で代替えが効くのでやりません。

練習で怪我しても面白くない。自分で怪我してしまったのは仕方ないにしても、練習の内容で怪我してしまっては元も子もありません。

正直昔は、通常がガチンコであったから良く怪我もしたしダメージを毎回の様に負って練習してました。しかし、そんな練習も科学的に考えて効率が悪い練習を排除しそれに代わる練習に変えたら良いだけなのです。私がその昔練習を仕切る様になってからはそんな練習はしなくなりましたね。
勉強すれば練習方法は山の様にあります。

昔ながらの練習や昔はこうだった!とか根性論とか練習で相手を倒し合う練習は必要ないです。

強くなりたいのに弱くなる練習(ある一定の人しか強くなれない)は

思考停止の練習」です。

さてそんな昨日の練習は、スポンジバーを使ったディフェンスの練習。

避けたり・受けたりを行い反応速度などを上げる事に時間を使いました。

試合前にやっておいた方が良いのは、反応スピードを上げる事や動きに対応する目を養っておくのが良いです。試合まであと10日を切り出来ない技ややった事ない技の練習をした所で試合に使えるかと言ったら使える確率はかなり低いです。ならば確実に使える事をやった方が延ばした方が良いですよね。

良く試合の時に会場で見かけるのがこう言った風景。指導者が「こう来たらこう返すんだ」「こんな技使ってみろ」など普段やらない事を一生懸命指導されています。正直今のタイミングでその指導は無意味です。試合で出来るか出来ないかで言ったらどちらですか?

昨日の組手ではダメージをあまり負いたくはないので、とにかく軽く沢山手足を出す事に重点を置きました。

昔は組手(スパーリング)と言ったらガチンコのど突きあい。今思えばそんな事で強くなるんだったら世の中の闘技者は皆強くなっていますよね。

その時々でやる練習は変化します。必要な練習を必要な時にです。

なので練習をしっかり考えて設計し組み立てる事が指導者は大事な事だと思います。

それを行うには学ぶ事が大事です。

それではまた~

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愛知県 春日井市出身・在住 幼少より剛柔流空手を修行し、高校時代よりボクシング・キックボクシング・柔道・柔術など他の武道・格闘技を修練。 現在、空手道剛柔流朋武館を設立。合わせて武道・格闘技道場BreakThroughを主宰し後進の指導にあたる。 師より学んだ剛柔流空手を中心に向こう300年残して行くにはどの様にしたら良いのか研究し実践する『武道LABO』をスタート。 一般的に「武道っていいよね!」と言われる様にと入り組んでおります。

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